土木コレクションとは土木界が保有する歴史資料、図面、写真など普段目にすることができない各種コレクションを展示公開するものです。2008年からプロジェクトが始まり、今に至ります。
土木コレクションの展示内容を一言で表すならば、「HANDS+EYES」です。明治期から昭和初期の土木エンジニアが高い志、熱意、プライドを持って国土づくりに取り組んできたことを、美しく繊細な手書き図面をベースに伝える展示を「HANDS」と呼んでいます。当時の土木技術の大胆かつ優れた構想力とともに、先人たちの熱い思いが伝わってきます。
また、近年の土木エンジニアが様々な社会要請に応じて、新しいコンセプトのプロジェクトを生み出してきたことを、魅力的な写真をベースに伝える展示を「EYES」と呼んでいます。現在の土木技術の繊細なデザインやこれまでになかった発想力が垣間見え、新しい土木の方向性を示してくれます。
それ以外にも、当時の建設現場などを撮影した動画なども好評なコンテンツになっています。
土木の奥深さ、面白さを堪能していただければ幸いです。